邁進するカタツムリ

カタツムリです。「マイマイ」というカタツムリの呼び方と、歩みは遅くとも確実に進む姿とで、私はカタツムリに「邁進」（まいしん）という言葉が重なって感じます。
四つ足で歩く動物と比べると、表情と言えるものが乏しくて、何を考えているのか分かりませんが、時折見せる「表情の様なもの」が目に映る事があり、これが彼らの愛嬌なのだと思うのです。
この絵にも、その「表情のようなもの」が感じられると良いなと思い、表現しました。
それを感じていただけたら嬉しいです。
カタツムリがひたすらに餌を食べる様子を見るのが好きで、そうした動画を見るうちに、私はカタツムリが好きなのだと気が付きました。
私がカタツムリを観察する時の昂揚は「わくわく」で、それをぶつけたこの絵もまた、私にとっての「わくわく」です。